ご挨拶 
 このたびの東日本大震災により被災されました皆さまに心からお見舞い申し上げます。

 本日は、バリアイランドへ御来店頂きまして、誠にありがとうございます。
 インドネシアと係わる仕事がしたいということで、手探りでこの仕事をはじめて、早いもので17年が過ぎました。バリアイランドは、94年創業開始し、99年に会社組織へ移行、2001年4月からは、ネットショップをオープンし、ネット販売も開始致しました。
 これもお客様をはじめ、多くの方々からのご協力・ご支援があったからだと感謝致しております。
 弊社バリアイランドの主な業務は、イカットなどの布製品をメインにインドネシア雑貨の販売とインドネシア語を専門に翻訳及び通訳派遣サービスです。今回の東日本大震災により、バリアイランドにおいても商品保管倉庫が被災し、半壊状態となってしまいました。このような突然の出来事により、今後、仕事を進めて行く上におかれまして、大きな転換期になるのかなと思っております。今後もこれまで以上にお客様のニーズにお応えし、人の繋がりを大切にしながら、商品・サービスの提供を心がけていきたいと思っております。
 インドネシアを旅行するとよく耳にする言葉に「ティダ・アパ・アパ(tidak apa apa)という言葉があります。日本語に直すと「大丈夫」という意味です。インドネシアの人々は、だれかが困っていると「ティダ・アパ・アパ?」と気軽に声をかけてくれます。また、他人が何かミスをおかした時でも、「ティダ・アパ・アパ!」と許してくれます。日々の生活が忙しすぎるとあたり前のようなこんな言葉もなかなか口から出てきません。このあたり前の言葉を無意識に使う素朴で、おおらかな人々がいるインドネシアの魅力について、皆様方と一緒に考えていけるような交流の場にもなる事を願っております。
 どうぞよろしくお願い致します。
平成23年6月24日
有限会社 バリアイランド
 代表取締役 大槻秀樹